寝たきりの人も健常者でも使えるツールの開発についての考察
一時期、大手電機メーカーで他社製品のテレビの競合調査をしていた。
企画部に入って、テレビの比較をするといったもので、誰でもできる仕事だ。
基本、テレビはC言語で動いていたものの、最近はAndroidが組み込まれて様々な細かい設定ができるようになった。
アクセシビリティというのはざっくりいうと、視覚障害者向けの補助機能で、あまり健常者にはなじみがない。
最近はiPhoneでアクセシビリティの機能である『○』を画面に表示させたまま使用している若い人を見かけるが、あれがそうである。
テレビの企画で重視していて、なおかつ仕様がはっきりしてなくて開発現場で炎上しているのもこの機能だ。
だけど、この機能が充実していることが海外のハイエンドモデルの必須条件なので、とりあえずS社も追従するようだ。
前置きはこれくらいにして。
私の最近の生活で、特に困っていないけどなんとかならないかなーと思っていることを綴る。
スマホの使いすぎを防ぐために外套のポッケに入れっぱにしてベッドでゴロゴロしていると、天井でスマホの画面が大きくスクリーンされてYoutube見れないかな、という妄想がムクムクと起き上がる。
これを寝たきりの人に置き換えてみると、ベッドに寝たままだから、スマホを使いたいときは天井に設置された顔認識カメラで同じ部屋にあるスマホのロックを解除し、声でWikipediaなどを開いたり、メールを打ったりしたいだろう。
これを実現すると、歩ける私でも起き上がることなく容易にスマホにアクセスできて、便利である。
また、最新の技術だと『手をかざして振り上げる動作などでポインターが動く』のを目にするが、これも実現するとものすごく便利になること間違いない。
上に書いてなくて技術が確立していないツールはスマホのスクリーン投影である。
隠し撮りのワイヤーのミニ版をスマホにくっつけて投影できたらいいのになあ。
以上、ミニマリスト指の妄想でした。