私が車道沿いでウォーキングしない理由

私は昔から運動が苦手で本ばかり読んでいる身体が弱い体質だった。

 

高校のとき、開放的になって、運動部に所属したとき、顧問の先生が渋々入れてくれたのは陸上部だった。

 

昔の成績からして私は短距離なら走れそうな気がした。

しかし、毎日の練習は学校の外の10kmを走るというもの。校門を出て東大キャンパスを尻目に緩やかな坂道をあがり、広末涼子もよく使うジョギングコースを走った。

 

当然のことながら、15時に学校が終わると帰宅して18時からアニメを見ていた習慣だったので、20時になると爆睡だった。

 

そんな生活も半年経って2学期の前に解放された。

 

それ以来、仕事がなくて暇なときは市内全体を意味もなく歩いたり、長時間のウォーキングをし始めた。

 

しかし、排気ガスが気になった。

どうもこれを吸い込むと息が苦しくなるばかりか、鼻の粘膜も悲鳴をあげる。

 

そのときは不景気真っ只中で、どの車も安い軽油を使っていたから、排気ガスも相当汚いはずだった。

 

また、花粉の季節になるとこの排気ガスに含まれる成分が悪さして、花粉症を悪化させるとの記事も読んだ。

 

昔、通ってた学校は世田谷区の私立学校で通学路のギリギリ側をベンツが走るという狭い歩道だった。

当然、排気ガスを朝から吸い込むことになるが、中学生のとき、授業中に息が苦しくなり、病院で気管支炎と診断された。

 

勝間和代さんも、歩くときはなるべく裏道の車がこないような通りを歩くと仰っているので、子供のときから知っていればよかったのになあと思った。

 

子供は自分で自分の身を守れない。

 

フィンランドの自然享受権じゃないけど、日本は早く排気ガスを減らして子供が安全に過ごせる環境を整えていく必要があると思う。